Fate/stay night Heaven's Feel 第3章

昨日、Heaven's Feel第3章を映画館で見てまいりました。

1章、2章を半年前ほどにテレビで見て以来です。コロナ騒動で夏に延期となりましたが、バーサーカー戦、セイバーオルタ戦など、見どころ盛り沢山の最終章ですのでずっと楽しみにしておりました。

第2章は桜が兄の慎二をサクッと殺害し、最後のタガが外れるシーンで幕を下ろしました。第3章はその直後のシーンからとなります。

 

桜ちゃんはどうなってしまうのか、トゥルーエンドなのか、ノーマルエンドなのか、桜の全裸は見られるのか、ワクワクが高まりますね。

 

以下、ネタバレかつ感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始まりは衛宮士郎が間桐邸に到着、慎二の死体を発見するところから。突然衛宮のドアップ顔出てきて、「どこまで行ったっけなあ」と一瞬混乱。というかなんで間桐邸に行くことになったんだっけ?ってくらい。

そんなこんなで爺さんと会話、影の正体の再認識をしていると、ライダーが突然飛び込んでくる。どしたのライダー。

 

場所は戻って衛宮邸。イリヤが凛に「姉ってどんな感じ?」凛、スルー。最後への伏線ですね。ローレライらへんでもその雰囲気は出てた気がするし、そのための1シーンでしょうか。

桜、衛宮邸に到着。凛、宝石で対抗しようとするも影の網に囚われて侵食される。桜虚数魔術の使い方うまいねえ。凛、一瞬触れられて気絶してるだけになってる。衛宮とライダー到着。ライダー、桜に声をかけるもオルタに刺される。このへんから、「映画HFは桜、イリヤ、ライダールートの要素を強めてるんだな」と薄々思い始める。

 

「すでに勝敗は決した。」ここ、原作で否応なくクライマックスを意識させられ、覚悟を決めるシーンなんです。桜の罪、絶望的な戦況を前に、それでも桜を助けると決意し前を向くシーン。 

暗転した画面でのモノローグが結構好きでしたが、映画もなかなかでした。

 

教会まで遠坂とライダーを運び、自身も休んでいた衛宮。今作の衛宮、「…は?」が多い気がします。無理もないですけど。言峰綺礼が自ら車を運転してアインツベルン城にイリヤを救いに行くシーンは笑ってしまった。外車やし。

 

セラとリズ。頰を染めるイリヤ。良い。

桜があんまり苦しんでいないように見えるのが残念。本来なら尋常でない痛みに身体中を苛まれ、意識が飛びそうになりつつも、爺さんの乗っ取りを防ぐために気を保ち続けるとかいう凄まじい苦しみの中にいるんですよ。その苦しみの中、城に侵入した衛宮を感知し、凄んだ笑みを浮かべて「来てくれたんですね…!」となるんですよ。その後の遠坂に逃げるように言うところとかも、バーサーカーの消滅後のシーンとかも、特に苦しみが伝わらないんですよね。尺のなさが憎い。

 

疲れたのでいったんここまで。